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Microsoft Fingerprint Reader
指紋認証ってなんだか登録がめんどくさいイメージですけれども、一度登録してしまえばこんなに便利なものはない! ということで今回はマイクロソフトの指紋認証ツール『Fingerprint Reader』をスタパ齋藤さんに徹底的に使い込んで、その便利さを語っていただきます!
ログイン時の手間・ストレスを解消!!
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 製品が発表された途端「コレはゼッタイに欲しぇーッ!!」とマジ本気で思ったのが、マイクロソフトの指紋リーダー(Fingerprint Reader)搭載製品である。もうこの技術があれば俺の日頃のストレス鬱憤かったるさ面倒を多量に解消できると感じたのだ。
マイクロソフトの指紋リーダーは、文字通りユーザーの指紋を認識する技術でありデバイスだ。何に使うかと言えば、日常のパスワード入力作業を激効率化するためのモノ。具体的には、IDやパスワードが必要なウェブサイトやプログラムへのアクセスをチョー楽勝にするというシロモノである。
 例えばIDやパスワードが必要なウェブサイトへログオンする時、Internet Explorer上に表示されるテキストボックスへ、キーボードやマウスを使ってIDとパスワードなどの文字列を入力する。これが今までのやり方だったが、マイクロソフトの指紋リーダー搭載製品を使えば、指紋リーダーのスキャナ部に指を置くだけで良い。ID・パスワードが必要なWebサイトへ、正真正銘の“ワンタッチ”でログオンできるようになるのだ。
 俺の場合、IDやパスワードを入力しないと開けないウェブサイトを多数利用している。Impress DIRECT等の通販サイト、航空会社や旅行の予約サイト、あるいはPC系メーカーのプレス向けクローズドサイト、もちろんHotmail等のウェブメールサービスも使いまくり。
 も〜一日何度Internet ExplorerにIDやパスワードを入力しているのかわかんないっていうかイチイチ入力すんのがメンドい!! ウザい!! やりたくないしアッタマ来る〜、みたいなストレスが、きっとマイクロソフトの指紋リーダー搭載製品によって解消されるハズ!! と考えていた。
 マイクロソフトの指紋リーダー搭載製品は、既に発売されている。例えば『Optical Desktop with Fingerprint Reader』という多機能キーボードと3ボタンワイヤレスマウスのセットでは、キーボード上に指紋リーダーが実装されている。また、ワイヤレスマウスで、ワイヤレスレシーバ上に指紋リーダーを実装したWireless IntelliMouse Explorer with Fingerprint Readerという製品も今冬発売予定とされている。
 てなわけで、さぁいよいよマイクロソフトの指紋リーダーを使っちゃうヨと盛り上がり中の俺であったが、ここにきてイキナリ!! 今すぐ購入したくなる指紋リーダー搭載製品の発売が決まった。マイクロソフトの指紋リーダー搭載製品の中では最小でありかつ最もシンプルな『Microsoft Fingerprint Reader』だ。

とにかく指紋認証!! な人向けの新製品
 『Microsoft Fingerprint Reader』は、マイクロソフトの指紋リーダー搭載製品、っていうかむしろ指紋リーダーそのもの。100円ライター2個分って感じのサイズの本体に、指紋スキャナが埋め込まれている……だけの製品。つまり、ユーザーの指紋をスキャンすることで、IDやパスワードが必要なウェブサイト等にログインするためだけのシンプルな製品である。
 俺的にはこーゆー製品の発売を激待ち望んでいた。だって何しろ目的は“指紋でログイン”なのである。前述の『Optical Desktop with Fingerprint Reader』なんかも、キーボードの機能や使用感、それから付属のワイヤレスマウスと同時使用しての快適さやデザイン性の高さはグレイトだが、またそれは別の目的なわけですよ俺の場合!!
 結局、今は指紋をリードさせたいわけですよ!! そしたらやっぱ『Microsoft Fingerprint Reader』のよーなコンパクトな単機能製品が最適なんですよ!! だってチョー小型ゆえ、設置時に問題ナシじゃないスか!! 机上に置いて良し、両面テープで愛用のキーボードやPC本体に貼り付けて使っても良し、若干ムリあるかもしんないけどモバイル用ノートPCと併用する場合も携帯性抜群。サイズの小ささとハードウェアとしてのシンプルさは、利用スタイルを制限しない大きな魅力だと感じる。
 さておき、この待望の新製品を発売前にお借りすることができたので、早速試してみたい!! う〜指紋認証!! どのくらいログインが快適になるんだろう? 指紋認証ってセットアップとか難しくない? いろいろな意味でドキドキしつつ、『Microsoft Fingerprint Reader』の試用を開始した。

使い始めもすこぶるイージー
 『Microsoft Fingerprint Reader』のインストールは、なんかこー指紋認証によるユーザー識別ってコトで、なんつーかえーとムツカシソーな印象を抱いていた。のだが、結論から言えばインストールもセットアップも実際の利用もスーパーイージーなのであった。
 まずインストール。付属のドライバソフトウェアである『DigitalPersona Password Manager』をPCへインストールする。と、ドライバが『Microsoft Fingerprint Reader』をUSB接続しろとかPCを再起動しますよてなメッセージを出してくるので、ソレに従う。
 『Microsoft Fingerprint Reader』のドライバおよびハードウェアをインストール後、初めてWindows XPにログオンすると、指紋登録ウィザードが起動する。つまり、インストール後に再起動したら即、指紋を入れるわけであり、ちょちょちょちょっと待ってくださいよまだ心の準備がデキていない俺なんですけど、でも、そんな心の準備など全然要らない容易さで指紋登録ができた。
 つーかウィザードに従って、『Microsoft Fingerprint Reader』のスキャナ部に指を置くだけであった。ちなみに、登録する指紋はどの指のものでもOK。もちろん両手の指のどれでもOK。さらに全部の指の指紋を登録しても良い。つまり、どの指の指紋でも認証用に使えるので、例えば『Microsoft Fingerprint Reader』の設置位置が制限されない───手や指との位置関係を気にせず自由な位置に設置して利用できる。
 さて、『Microsoft Fingerprint Reader』に指紋を登録したら、後は好みに応じて細かな設定を変えてみたりしつつ、ウェブサイトやプログラムへのログオンID・パスワード等をどんどん登録して快適な生活を送りまくることになる。
 で、使用感的結論から言えば、俺的には何しろウェブサイトへのログオンが激楽勝化して本格的に『Microsoft Fingerprint Reader』大好きモードに入った。どのくらい大好きかと言えば、ウチにある全PCにこの『Microsoft Fingerprint Reader』を接続していきたいくらい……いや接続すべきだと痛感するくらいである。そのくらい、Microsoft Fingerprint Readerは実用性・楽勝感が高い。
 てなわけで、以降は実際にどーゆーふーな感じで『Microsoft Fingerprint Reader』を活用するのかを見ていきたい。

一度体験したらヤミツキのワンタッチログオン
 『Microsoft Fingerprint Reader』の活用例として、恐らく大多数の人が「こりゃ快適」と思うであろー“IDやパスワード等の入力が必要なウェブサイトへの指紋認証ログオン”の手順を見ていこう。
 例えば、インプレスダイレクトの決済ページやMicrosoftのHotmail。ログインやサインインのページ(ログオンページ)を開くと、空欄のテキストボックスが表示される。いつもはソコにIDやパスワードを入力していたわけですな。
 これらのページに“指紋だけでログオン”したいと思ったら、そのログオンページ表示時に、おもむろに『Microsoft Fingerprint Reader』へ指を置く。と、「指紋認証ログオンの作成」というダイアログが表示されるので、ソコにいつも入れているIDやパスワードを書き込むなどして設定を終える。すると、それ以降、それらのページへのログオンは、『Microsoft Fingerprint Reader』の上へ指を置くだけで済ませられるようになる。
 ログオンページに行き、『Microsoft Fingerprint Reader』に指を置いて、いつも入れていたIDやパスワードを登録する。……と、その瞬間から、IDやパスワードをキーボードやマウスを使ってイチイチ入力する必要が一切なくなる。指を置くだけでOKな楽勝ログオン生活の始まりである。
 この簡単な登録作業をID・パスワード等が必要なページ毎に済ませれば、ほとんどどのサイトでも、ID・パスワード等の入力とゆー作業が不要になるのだ。指を置くだけで即ログオン。今までのID・パスワード等の入力作業は何だったのかーッというくらい安楽だ。
 つーかですね、マジな話なんですけどね、俺の場合、ID・パスワード等の入力が必要なサイト、だいたい150カ所くらい使ってんですよ。そのうち常用するのは50〜60程度なんスけど、もはやそのくらいの数になるとID・パスワードの組み合わせを暗記するのは不可能。ID・パスワードの入力作業を省力化する方法はいくつかあるわけだが、ある意味危険だったり結局別のソフトにID・パスワードを入力する方法だったりして、その面倒・危うさを根本的に解決できないでいた拙者だ。
 しかし、Microsoft Fingerprint Readerを使った瞬間、それらの問題がほぼ全部解決!! 一度、ID・パスワード等を登録したら、それらを覚えたり入力したりする必要が一切なくなる。ID・パスワード等は俺の指のシワとMicrosoft Fingerprint Readerが丸暗記してくれる!! そして俺の指のシワは俺のみが持つ世界唯一の記号であり、しかも、俺が行く場所には常にあるっていうか常時携帯っていうか落とすこともない万全度の高い鍵!! この快適さ開放感ストレスのなさ安心感って……やっぱ指紋認証ってステキ!!
 てなわけで、マジでウチの全PCにMicrosoft Fingerprint Readerをつなごうと思った。本気で多量予約購入しますよええ。

パスワードやIDは不要? セキュリティが高まる?
 『Microsoft Fingerprint Reader』を使うと、ウェブサイトやプログラムへのログオン、あるいはWindowsXPのユーザー切り替えを“指紋認証”のみで行える。『Microsoft Fingerprint Reader』に指を置くだけで済ませられるようになる。のだが、『Microsoft Fingerprint Reader』を使ったからと言っても、ログオンのためのIDやパスワードが不要になるわけではない。
 結局のところ、実際のログオン時には『Microsoft Fingerprint Reader』が正しいID・パスワード等を自動入力しているだけだ。その自動入力を許可する鍵が、登録した指紋となる。ので、例えば何らかの問題で『Microsoft Fingerprint Reader』ハードウェアが使用不能になった場合には、ログオン時にID・パスワードの入力が必要になる。あるいは登録した指紋を『Microsoft Fingerprint Reader』に認証させられない───指にバンドエイド貼っちゃったとか包帯巻いちゃったとかって時には、やっぱりキーボードからID・パスワード等を入れてやる必要がある。
 なので、ID・パスワード等ログオンのための情報は、今までどおり、キッチリと管理・保管しておくことが必要だ。また、『Microsoft Fingerprint Reader』はあくまでもログオン時の快適さを高めるための製品であって、指紋認証でログオンするからセキュリティが高まる、と考えるのはマズい。
 『Microsoft Fingerprint Reader』は、前述どおり指紋のみで安楽にログオンを行えるのだが、同時にID・パスワード等を入力してもログオンできるのだ。『Microsoft Fingerprint Reader』と指紋が唯一のログオン方法になるわけではない。つまり、ID・パスワードが漏れちゃったらセキュリティーも何もない。
 てなわけで、『Microsoft Fingerprint Reader』はセキュリティを高めるためのハードウェアではなく、PCの周辺機器として追加することによってログオン時等の楽勝感も追加される機器、と考えるのがナイスであろう。

ありがちな危うさを減らせる『Microsoft Fingerprint Reader』
 『Microsoft Fingerprint Reader』はセキュリティを高めるためのハードウェアではない……とか一応書いたりした俺だが、ぶっちゃけ、『Microsoft Fingerprint Reader』を使い始めると、とりわけInternet Explorer利用時の安心感・安全性がずいぶん高まると思う。
 現実的な話、多くのユーザーのPCの場合、Windows XPにログオンした状態では、ID・パスワード類やウェブサイトの利用状況が“かな〜り危うい状態”だと思うのだ。
 例えば数十〜数百のID・パスワードを覚えきれないから、テキストファイル等にしてPC上に保存してる人って多いでしょ? あるいは、Internet ExplorerにID・パスワード類を記憶させてる人も多いでしょ? しかも自動的にウェブサイトからログアウトする設定にしていない人も多かったりするでしょ?
 これは非常に危ういのである。何せ、Windows XPへログオンするためのユーザー名とパスワードが漏れちゃえば、誰でもそのPC上の“ID・パスワード一覧的なファイル”を開けちゃうし、Internet Explorerのお気に入りに登録されているサイトにアクセス可能だし、ID・パスワードが必要なサイトであってもInternet Explorerさんが親切に自動入力してくれたりするのだ。例えばクラッカー等の悪質なハッカーにとっては、「WindowsXPにログオンしさえすればヤリ放題」というオイシイっていうか恐ろしい状況なのである。
 そんな現実を考えると、やっぱり『Microsoft Fingerprint Reader』はセキュリティ向上についても一役買ってくれると思う俺だ。
 例えば、『Microsoft Fingerprint Reader』にウェブサイトへのログオンID・パスワード等を登録すれば、普段はユーザーがID・パスワード類を参照したり思い出したりする必要がなくなる。ので、前述の「やっちゃダメだとわかってるけどID・パスワード類をテキストファイルとして保存してます」ってコトをしなくて良くなる。そーゆー超重要な個人情報は、印刷するなどしてPCの外の安全な場所に保管しておけるようになる。
 あるいは、Internet ExplorerにID・パスワード類を記憶させなくても良くなる。例えばMicrosoftのHotmailの場合、設定によっては一度サインイン(ログオン)したら一定の期間サインインしっぱなしの状態にできる───Windows XPにログオンし、Hotmailのページを開けばメール等のメッセージがメールアドレス・パスワードの入力なしに見られる設定にできるわけですな。個人ユーザーには便利だが、でもコレって、そのユーザーのWindows XPにログオンできれば誰でもメールの内容が見られるっつーコトであり、悪人的見地からはウヒヒヒヒな状態である。
 しかし『Microsoft Fingerprint Reader』を使ってHotmailにログオンすれば、Hotmailを使う毎にサインインしても何ら面倒はない。前述の“一定期間サインインしっぱなし”の設定は、Hotmailへのサインインを“面倒だと思うがゆえついヤッてしまった危うい設定”だが、『Microsoft Fingerprint Reader』を使い始めれば、敢えてそんな設定にする気にはならないだろう。Hotmailを使いたくなったら『Microsoft Fingerprint Reader』に指を置くだけ。使い終えたら即サインアウト。いつも安全。これが正しいし、安心ゆえ気分がいい。
 これはHotmailに限らず、ウェブメールサービスとかオークションサイトとか他各種の“ID・パスワード等が必要なウェブサイト全般”に言えるコトだが、使うときだけログオンするのが基本中の基本である。しかし、頻繁に使うサイトだと、使う度にいちいちログオンすんの面倒ってコトで、たったワンクリックで済むログオフをしなくなる。と同時に自らセキュリティを下げている。
 『Microsoft Fingerprint Reader』を使えば、頻繁なログオンでも指を置くだけのワンタッチで行える。ので、面倒激減。だから、使い終えたらログアウトするという“アタリマエのコト”を迷うことなく行うようになり、セキュリティを最大限に高められる、と思うわけだ。
 なんかだいぶ話が逸れちまいましたが、Microsoft Fingerprint Readerちゃんったら、これまでのログオン操作をヤケに簡単・シンプルにしてくれて非常に便利である。また、セキュリティ面においても、個人ユーザー等には特にありがちな「ホントはこーしないほーがイイけど面倒だから……」という若干危うい設定等をしないようになるゆえ、安心感・安全性を“高められる機器”とも言える。小さな製品だが、いろいろな面で大きな力となってくれる『Microsoft Fingerprint Reader』なのであった。

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インプレスダイレクトからご購入に際してのご注意
・指紋リーダーは、セキュリティを強化するための機能ではありません。 企業ネットワークへのアクセスや、財務情報などの機密データを保護する 目的では使用しないでください。
・指紋リーダーによるWindowsドメインへのログオンには対応していません。
・ご購入後、センサー部分に貼られている透明シールは剥がさずにお使い下さい。
・ログインページにJAVAが利用されている場合など、指紋リーダーでログイン できない場合もございます。

スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。
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